こんなにあるの!狭小住宅で快適に暮らすために間取りを決める上でのコツ
スキップフロアを取り入れよう
近年、都心部では狭小住宅を建てたいと希望する方が増えつつあります。この狭小住宅とは、文字通り、小さな土地に住宅を建てることです。土地の面積が狭いことから、土地の購入費や固定資産税などを軽減できるのが最大の人気の理由といえます。ただ狭小住宅は土地の面積が限られていることから、窮屈さを感じるケースも少なくありません。開放感をアップさせるには、家の間取りを工夫する必要があります。通常の住宅の場合、壁やドアで部屋を仕切りますが、狭小住宅の場合、床の高さを変えて部屋を仕切るスキップフロアを導入するといいでしょう。すると、部屋が広く見え、圧迫感を感じにくくなります。その他にも、リビングルームの天井を高くするのも開放感をアップさせられますよ。
勾配天井がおすすめです
狭小住宅で快適に生活するには、勾配天井を取り入れるのもおすすめですよ。通常の住宅の場合、天井は平らになっているものですが、勾配天井では傾斜があるのが特徴です。天井に勾配があることで空間に立体感が生まれ、天井が高くなる上に部屋が広く感じられるようになるというわけです。天井にも圧迫感がないので、気持ちよく過ごせますよ。
ルーフバルコニーの設置
狭小住宅で居心地よく過ごすには、ルーフバルコニーを設置してもいいでしょう。そもそもルーフバルコニーというのは、住宅の屋根部分に作られたバルコニーのことです。狭小住宅では面積がそれほど広くないので、庭を造ることが難しいです。しかし、ルーフバルコニーならば家の屋根を利用できるので、面積が狭くても簡単に設置できますよ。ルーフバルコニーは日当たりがいいので、ゆっくりと寛いだり、洗濯物を干したりできますよ。
狭小住宅とは、文字通り狭く小さい土地に建てた家のことです。「狭い」の定義はあいまいですが、概ね15坪以下の土地に建てられたものを指します。